死亡推定時刻 xx:xx





24時間限定リアルタイム

by 十六夜

蒼志が作ったシステムの不具合で障害が発生したかもしれない。そんな電話が入って、今日中に原因を調べろと上長命令が下り、またスーツを来て出掛けて行った。

結局、蒼志のミスではなく、作業で取り込んだデータがおかしかったらしいという連絡をくれたが、22:00前に出掛けて、早3時間。まだ帰って来ない。

担当者達と一緒にエラーになったデータを探しているらしい。

一緒に食べようと買ったプリンは冷蔵庫に入ったままだ。

早く帰って来て欲しい。

by 十六夜

お互い仕事はヤバいが、励まし合って頑張っている。
取り敢えず、喫煙室では会える様にしてるけど。
会社のブラック具合があからさま過ぎて怖い。夜、蒼志に話してみよう。

あの人、いつか内部告発されるぞ。会社的にアウトな案件だし。それを知ってる敵対者が、上に言ったら首切られるどころじゃ済まないぞ。

by 十六夜

6月復職から2週間。
新たな問題もありつつ、蒼志を始め、仲間達に支えられて何とかやっている。
今日は蒼志と健康診断。一緒にランチしたら僕は仕事、蒼志は休み。
一緒に休む予定がまさかの邪魔者の妨害に合い…それがまた新たな問題でもある。

by 十六夜

蒼志はきっと、誰も救えないんじゃないかって思った。
自分から赦したり、受け入れたりが出来ない。
どんなに懺悔しても、本心から赦そうとせず、追い討ちを掛ける事は、また誰かを殺し兼ねない。
他人を信じる事が出来なくなってしまった彼は、赦す事が分からない。手を差し延べる事が分からない。
自分で這い上がれ、と崖から突き落とす様は、さながらライオンだが、相手を間違えれば、また過去を繰り返す。

# 裏の顔
# もう一つの人格
# 歪んだ心の闇


by 十六夜

会社から見える風景。
風が冷たい。
会社から出て来る蒼志をこっそり見ようと待機中。
あと30分…
# 夕焼け 西空